97004 財務会計論
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4 |
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高橋弘一 |
講義題目 | 会計理論およびわが国財務報告制度の基礎とその変革 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 1990年代後半に開始された日本版金融ビッグバン構想に端を発し、わが国企業の財務報告制度に関しても、会計ビッグバンと称するさまざまな変革が推進されて今日に至っている。 本講義では、下記のテキストを手掛かりに、金融資産・負債の時価評価、固定資産の減損処理、法定準備金制度の変革と株式会社の資本会計など、近年における一連の制度変革を視野に入れつつ、会計理論およびわが国財務報告制度の基礎とその変革について論議する。 |
学修目標 | 高度化したビジネス社会では、経営管理に携わる人はもとより、フィナンシャル・アナリストがその好例であるが、外部から企業経営にアプローチする人にとっても、財務会計の基礎知識は欠かせない。この講義では、会計理論およびわが国の財務報告制度について、大学院レベルの専門知識の修得を目指す。 |
授業計画 | 春学期 秋学期 1.「財務会計の概念フレームワーク」 1.負債の範囲と区分・引当金 2.期間損益計算の理論的枠組み 2.税効果会計 3.資産評価の諸基準 3.株主資本と純資産 4.資産の分類と現行の資産評価 4.払込資本−資本金と資本剰余金 5.有価証券の期末評価 5.純資産の区分表示と剰余金の配当 6.キャッシュ・フロー計算書 6.会社法の計算書類・証取法の財務諸表 7.販売基準と特殊商品売買 7.損益計算書の表示原則・表示区分 8.生産基準 8.包括利益の測定と表示 9.回収基準 9.株主資本等変動計算書 10.棚卸資産の期末評価 10.財務諸表注記 11.保険差益等と圧縮記帳 11.連結会計主体論と連結範囲の基準 12.固定資産の減損処理 12.連結キャッシュ・フロー計算書 13.リース会計 13.外貨換算の方法と外貨建て取引の換算 14.繰延資産 14.在外支店・子会社等の財務諸表項目の換算 15.定期試験 15.定期試験 |
評価方法 | レポート、授業における平常点等に鑑み、総合的に評価する。 |
テキスト | 主教材:桜井久勝『財務会計講義(最新版)』中央経済社. 副教材:中央経済社編『会計法規集(最新版)』中央経済社. |
その他 |