【科目コード】97835

【科目名称】企業と法の経済学

【担当者】後藤　剛史

【単位数】2                    【配当年次】１秋・2    【開講期】秋学期

【授業概要】

企業活動は、民法、商法、労働法、倒産法、独占禁止法、知的財産法などの、様々な法律のもとでおこなわれる。企業にとって望ましい経営戦略は、法律の内容によって左右されるはずである。本科目では、独占禁止法を取り上げ、独占禁止法のもとではどのような経営戦略が問題とされるか、について経済学的な見地から講義する。

【到達目標】

        　独占禁止法においてどのような経営戦略が問題とされるか、またなぜそれが問題とされるのか、について経済学的に理解できること。

【授業計画】

 

第1回　独占禁止法と競争政策

第2回・第3回　企業結合

第4回・第5回　不当な取引制限

第6回・第7回　私的独占

第8回・第9回　不公正な取引方法

第10回・第11回　事業者団体の活動

第12回・第13回　国際取引

第14回　知的財産権と独占禁止法

第15回　まとめ

 

【評価方法】

　　期末試験：50%、提出物（レポートなど）：30%、授業への参加態度：20%

【テキスト】            

　　開講時に指定します。

【参考文献】

川濱・瀬領・泉水・和久井『ベーシック経済法　第2版』有斐閣、2006年。

小林秀之・神田秀樹『法と経済学入門』弘文堂、1986年。

【備考】

　　履修にあたっては、基礎〜中級レベルのミクロ経済学を学習済みであること。