07172 健康科学論2
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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早川 徳香 |
他の科目との関連 | 学校心理臨床, 地域文明論C(ヨーロッパ) |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 現代社会と健康 |
授業概要 | 「精神医学」や「心理学」と聞くと、自分には無縁のものと思っている人は多い。しかし、うつ病の生涯罹患率は15%、統合失調症では約1%と頻度は高く、誰もがかかり得る、あるいは身近な人がかかり得る可能性を孕んでいる。たとえ、うつ病や統合失調症といった医学的介入を要する問題にまで発展することはなくとも、この世に生を受け生きている限りは、“こころ”が痛んだり、不調に陥ったりした体験を誰しももつであろう。すなわち、「精神医学」(あるいは心理学)は日常的なものであり、その知識は、医療専門家だけでなく、一般の学生や社会人にも非常に有用である。 本講義では精神医学の全般をとり扱い、さらに「“こころ”と遺伝子の関係」という視座からみた精神医学的問題についても紹介する。 |
学修目標 | 精神医学・保健の基礎知識を身に付ける。 |
授業計画 | 1)心因による問題(1) 2)心因による問題(2) 3)心因による問題(3) 4)内因による問題(1) 5)“こころ”と遺伝子の関係(i) 6)内因による問題(2) 7)“こころ”と遺伝子の関係(ii) 8)器質因による問題 9)アルコール・薬物関連障害 10)児童・青年期精神医学(1) 11)児童・青年期精神医学(2) 12)児童・青年期精神医学(3) 13)パーソナリティの偏り 14)司法精神医学 15)まとめ |
評価方法 | 講義中の態度、課題レポートや学期末筆記試験等により総合的に評価する。 |
テキスト | 山下格:精神医学ハンドブック. 医学・保健・福祉の基礎知識{第6版},日本評論社, 東京(2007). 適宜プリント資料も配布する。 |
その他 |