南山大学

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指定
 選
期間
 秋学期
単位
 ２
年次
 2〜
担当者
 若井　隆司
他の科目との関連
他学科履修 可
副題
授業概要 　資本主義経済では、経済問題は主として市場機構を通して解決されることになっている。しかし実際には、この機構にはいくつもの欠陥があり、市場機構ですべての経済問題がうまく解決されるわけではない。政府には、この市場の欠陥を補完する役割、すなわち資源配分機能、経済安定化機能、富と所得の再分配機能という３つの役割がある。本講義では、これら３つの機能を、ミクロ経済学とマクロ経済学の知識を援用しつつ解説する。
学修目標 　経済政策の考え方について解説し、現実の経済問題への応用、経済政策の争点、対立する見方等を検討する。
授業計画 １．経済政策の方法と課題
２．市場経済と政府の役割（１）
３．市場経済と政府の役割（２）
４．経済政策思想の展開
５．経済安定化政策（１）
６．経済安定化政策（２）
７．産業組織論と産業政策（１）
８．産業組織論と産業政策（２）
９．公益事業と規制緩和
10．地球環境問題と環境政策
11．少子化、高齢化問題と社会保障政策（１）
12．少子化、高齢化問題と社会保障政策（２）
13．豊かさと経済政策
14．講義の総括
15．定期試験
評価方法 　定期試験
テキスト 　河合正弘・武藤武彦・八代尚宏著『経済政策の考え方』有斐閣　2003年
その他