11521 国際金融論
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
3〜 |
|
寳多 康弘 |
他の科目との関連 | マクロ経済学を履修した者が望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 「国際経済学」は大きく分けると、「国際金融論」と「国際貿易論」の2つに分けられ、国際金融論ではカネの国境を越えた取引を扱う(国際貿易論ではモノ・サービスの国境を越えた取引を扱う)。国際的な相互依存関係にある各国の総生産・所得および為替レートなどの決定と変動に焦点を当て、主にマクロ経済学の手法を用いて分析する。まず日本の対外的経済関係を知るために国際収支の見方を説明する。その背後にある経済的メカニズムを解明するために、基本的な開放マクロ経済学の枠組みを紹介し、各国のマクロ経済的依存関係を考察する。 |
学修目標 | 1. 対外的経済関係の現状を把握すること。 2. 為替レートの決定要因を理解すること。 3. 開放経済下の国民所得の決定を理解すること。 |
授業計画 | 1. 国際経済の現状:国際収支表 2〜5. 為替レートの決定の理論 6〜8. マクロ経済分析の基礎 9〜12. 国際マクロ経済学:マンデル=フレミング・モデル 13〜14. 国際金融の諸問題 15. 定期試験 |
評価方法 | 定期試験のみで評価する。 |
テキスト | 多和田・近藤(編)(2007)『国際経済学の基礎「100項目」』創成社。 |
その他 | 上記のテキストに沿って授業を進めるので、必ずテキストを入手すること。 |