南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
伏見 正則
鈴木 敦夫
稲川 敬介
尾= 俊治
高見 勲
田中 豊
木村 美善
松田 眞一
陳 幹
大石泰章
宮元 忠敏
杉浦 洋
佐々木 克巳
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 1、2年次生を対象とする数理情報学部の基礎科目から数理情報学の専門分野への応用について述べる。4領域「オペレーションズ・リサーチ(OR)」、「システム工学」、「統計学」、「情報数学」への具体的な応用例の説明を主な内容とし、基礎理論とその必要性の理解を深める。
学修目標 1.システムに関するモデル化手法について知っている。
2.基本的な問題に対するモデル化の考え方を理解している。
3.数理情報の基礎理論の必要性を知っている。
4.1、2年次生を対象とする数理情報学部の基礎科目から4領域「OR」、「システム工学」、「統計学」、「情報数学」へのいくつかの具体的な応用例を理解している。
授業計画 14名の教員が各1週分の講義を行なう。各週の内容は独立であり、詳細は以下のとおりである。
     担当者    内容
第1週   陳フィードバックの概念とその応用例の紹介
第2週   高見 動的システムの解析とシステム制御への応用
第3週   大石磁気浮上系を例に動的システムのモデリングと制御について紹介する
第4週   尾崎組合せ計算によるポーカーおよびくじの確率の計算
第5週   鈴木オペレーションズリサーチの紹介と南山大学での適用例の解説を行なう
第6週   伏見     基礎的な数学が、現実的な問題の解決に役立つ例を紹介する
第7週   澤木     航空機の座席管理について紹介する
第8週   稲川     オペレーションズ・リサーチの応用例を紹介する
第9週   松田     実社会の中での統計学を説明し、簡単なデータ分析を行う
第10週  木村     統計によるウソを実例から考察する
第11週 田中     基本的な統計的方法の考え方と実際問題への応用例を紹介する
第12週  佐々木(克) 2題のパズルを通して、情報数学領域への応用例を紹介する
第13週  宮元     誤り訂正符号の数学的基礎理論
第14週  杉浦     人と社会と数値計算について考える
第15週   定期試験(レポート)
評価方法 各担当者は、レポートを課してそれを100点満点で評価する。科目の評価(総合評価)は、各担当者の評価をもとに次の(I)(II)のように決める。
 (I) 0点と評価した担当者が2名以上の場合:総合評価はXである。
 (II) 0点と評価した担当者が1名以下の場合:全担当者(14名)の評価の平均をαとし、次のように総合評価を決める。
   90≦α のとき、総合評価はA+
   80≦α< 90 のとき、総合評価はA
   70≦α< 80 のとき、総合評価はB
   60≦α< 70 のとき、総合評価はC
   α< 60 のとき、総合評価はF
各担当者の評価において、0点はレポート未提出扱いの場合につけられる。ただし、レポート未提出に相応の理由(追試験受験が認められる理由と同等の理由)がある場合は、レポートを課した教員に理由書を添えて申し出ることにより、レポートの期限後提出を認める場合がある。なお、多くの場合、レポート締め切り時刻はその週の授業時間内である。
テキスト 各担当者がプリント等を配布する。
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する。(小項目:D-1,4)