南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
宮元 忠敏
杉浦 洋
陳 幹
稲川 敬介
他の科目との関連 微積分学II、線形代数学II
他学科履修 不可
副題
授業概要 微積分学II、線形代数学IIの講義科目を補い、その理解を深めるとともに、実践的な問題解決能力の基礎を養うことを目的とする。特に1年次生が対象となるので、基礎的な概念を習得することや、基本的な計算力をつちかうことは不可欠である。そのため基礎的な課題を中心に、直感を重視するものや論証性に重点を置くもの等、さまざまな色合いの課題に取り組む。8クラス(再履修2クラスを含む)に別れ、各クラス14回分は微積分(7回)、線形代数(7回)を主なテーマとして演習を行う。限られた時間内で効率を上げるために、各自の教室外での自習が強く要請される。
学修目標 1.行列式、内積を理解している。
2.行列式、内積に関する基本的な計算ができる。
3.固有値と固有ベクトルを理解している。
4.固有値と固有ベクトルに関する基本的な計算ができる。
5.1変数関数の積分の応用例を知っている。
6.基本的な微分方程式が解ける。
7.2変数の微積分を利用して図形的な問題が解ける。
授業計画 線形代数 第1回 行列式の基本性質、行列式の計算
線形代数 第2回 余因子展開
線形代数 第3回 内積、ベクトルの正規化
線形代数 第4回 正規直交基底
線形代数 第5回 直交補空間
線形代数 第6回 固有値、固有ベクトル
線形代数 第7回 行列の対角化
微積分  第1回 面積、曲線の長さ
微積分  第2回 微分方程式(変数分離形、同次形)
微積分  第3回 1階線形微分方程式、定数係数の2階線形微分方程式
微積分  第4回 偏微分、接平面
微積分  第5回 2変数関数の極値
微積分  第6回 2重積分の積分順序交換
微積分  第7回 2重積分の変数変換
評価方法 毎回のレポート2割、期末試験8割で評価する。
テキスト 新・演習数学ライブラリー1 演習と応用 線形代数 寺田文行・木村宣昭著 サイエンス社
新・演習数学ライブラリー2 演習と応用 微分積分 寺田文行・坂田 著 サイエンス社
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:C-1,2)。