南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3
担当者
横森 励士
藤井勝之
他の科目との関連 情報通信学実習I
他学科履修 不可
副題
授業概要  情報通信学実習Iに引き続き、複数教員の担当により、情報科学、ソフトウェア工学、通信工学や、それらの応用の分野についてソフトウェア試作等の実習を通して、これまでに学習した理論的内容のより深い理解を得る。
学修目標 1.ソフトウェア工学で用いられる概念を説明できる。
2.オブジェクト指向言語Javaの特徴を理解し,簡単なプログラムを作成できる。
3.プログラム内に潜在する依存関係を理解し,基本的な例を用いて依存関係を抽出できる。
4.代表的な通信プロトコルについて知っている。
5.ディジタル音声と動画像の入出力と符号化の原理を理解し、簡単なプログラムを作成できる。
6.通信機能を利用するプログラムの書き方を理解し、データを送受信する例題プログラムを作成できる。
授業計画 2名の教員が7週ずつ担当する。各担当教員のテーマは以下の通りである。クラスによって担当順が異なる。
(高度プログラミング:横森)
第1週 Javaプログラミング−導入と基礎
第2週 Javaプログラミング−クラスの継承とインターフェース
第3週 Java並列プログラミング
第4週 オブジェクト指向に基づくクラス設計
第5週 プログラム解析基礎−プログラム内に潜む関係とスライシング
第6週 プログラムの動的情報とデバッギング
第7週 様々なメトリクス
(マルチメディア通信:藤井)
第1週 ディジタル音声入出力の原理
第2週 音声の送信と受信プログラム
第3週 送信と受信を兼ねるプログラム
第4週 動画像の取り込みと圧縮
第5週 簡単な動画像伝送プロトコルの設計
第6週 動画像送信と受信プログラム
第7週 第6週までのまとめ
評価方法 各教員がそれぞれ2から3回のレポート課題または毎回の小レポートを課す。すべてのレポートを提出することが、単位取得の必要条件である。成績は、各教員担当の評価(各50%)を合計して総合評価する。
テキスト 各担当教員がWebページまたはプリントを提供する。
その他 2クラス、各2グループで実施する。初回はクラス毎に指定された普通教室に集合すること。この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:E-2,3, G-2)。