南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
深井 慈子
講義題目
開講キャンパス 瀬戸キャンパス 名古屋キャンパス
授業概要  本講義では、問題発見から課題設定・政策策定・政策実施・政策評価を経て新たな政策サイクルへと循環する政策プロセスを分析する、政策科学の基礎概念・理論と方法論を地球公共政策の具体的事例に適用して、その有効性と限界を検証する。特に現代世界の共通目標である持続可能な世界の構築にかかわるグローバルな政策課題の発見と解決を図る上での国家の役割とともにNGO、経済界、科学者・専門家団体などの非国家主体の脱国境ネットワークと認識共同体の役割に注目する。
学修目標 大量生産・大量消費・大量廃棄と利潤追求競争で特徴付けられる20世紀型社会経済システムのグローバル化が生み出した地球規模の環境破壊と社会的不公正問題の現状を様々な視点から検討し、これらの問題が提起する新しい政策課題を発見し、対策の現状と問題点を明らかにし、持続可能な世界の構築という視点から新しいシステム改革・制度づくりと政策対応のあり方を探る方法を学ぶことを目標とする。
授業計画 1〜7.(1)地球公共政策および持続可能な世界に関する基本書を購読・討論し、今の世界を持続不可能にしているグローバルな社会問題と環境問題の現状と展望を検討する。
8〜14.(2)地球公共政策および持続可能な世界に関する研究は近年きわめて盛んで、さまざまな視点と学術分野を背景とする論文が出ている。その中から適宜選択して購読・討論し、上記学修目標に示した課題を追求する。
15.     まとめ
評価方法 リポート80%、討論への参加20%により評価する。
テキスト 未定
その他