南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
寶多 康弘
講義題目
開講キャンパス 名古屋キャンパス
授業概要  日本と先進工業国、あるいは日本と途上国との関係は日増しに密接になっている。経済や社会のグローバライゼーションが叫ばれる理由である。本講義は国際経済の分野からアプローチする。国際経済の実務経験を持つ専門家の実践例・具体的事例等についての話を聞き、討議・考察を行う。オムニバス方式をとり、国際経済の現場に関与しているか、関与した専門家の方々3−4人(今回4人*3回)に、講義していただく方式です。寶多は最初と最後に“フレームワーク”と“まとめ”を行う。
学修目標  総合政策特別研究は、現代社会と向き合った研究課題に取り組むことにより大学院に対する社会的要請に応えることを目指している。本講義は国際経済の分野からアプローチし、国際経済の現場に携わっている(携わった)かたがたの講義を基軸として、討議・考察することにより、国際経済政策の実践と理論を結びつけることを目的とする。
授業計画  来て頂ける専門家の方の希望による。現時点(07年10月)での計画は以下。
1.国際経済現場の概論:国際経済の全体像
2−4:貿易と情報化の現場
  2.国際貿易と商社
  3.貿易の実状と開発輸入
  4.IT革命と情報化
5−8:国際金融・通貨の現場
  5.外為相場と国際資金フロー
  6.ユーロ圏の拡大と金融
  7.円の国際化
  8 ベトナム・ウズベキスタン等途上国の国債市場
9−11:国際協の現場
  9.開発途上国と日本の経験
  10.国際機関(世界銀行)のプロジェクト援助
  11.開発プロジェクトの実例
12−14:国際環境政策の現場(排出権トレード)
  12 国際排出権トレード
  13.京都議定書の概要と日本の対応
  14.欧州での排出量取引
15.テスト:各先生へレポートの提出。
評価方法  各先生への提出レポートによって評価する。各先生から2〜3のテーマを出して頂き、その中の一つのテーマを選びレポート(先生あたりA4版3枚程度)を書き、期末又は先生の指定する日に提出してもらう。必要に応じて出欠状況を加味することもある。
テキスト  参考資料を適宜配布する。
その他