00005 宗教論[H・F] 宗教論[E・B・J]
|
必 |
|
春学期 秋学期 |
|
2 |
|
1 |
|
三好 千春 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | |
副題 | |
授業概要 | 人類が継承してきた文化には、人々の宗教心が深く関わっている。そのために、現代世界の社会や文化を理解するには宗教に関する理解が不可欠である。また、キリスト教が持つ価値を正しく評価するためには宗教そのものの理解が必要である。本講義では、宗教理解への入門として特定の宗教を取り上げるとともに、宗教現象の分析を通じて、宗教がもつ文化的・社会的意味、宗教と人間観・世界観の関係について考察する。この講義を通じて宗教に対する理解を深めるための基礎的な枠組みを習得することを目指す。 |
学修目標 | 今日の若い世代の日本人にとって、宗教は自分の人生に何も関係のないものと見えるかもしれません。しかし、意識しないうちに宗教は私たちの日常生活の様々な場面に浸透しています。また、人類の発生と共に宗教は生じ、宗教は人間の本質とも深く結びつくものです。 本講義では神道、仏教、ユダヤ教、イスラームなどの宗教を歴史的視点から考察すると共に、現代における宗教について社会問題などを通じて考えていきたいと思います。 |
授業計画 | 1 宗教と私たち 2 擬似宗教:「破壊的カルト」 3 宗教の根源 4 八百万のカミ:神道 5 仏陀の教え:仏教(1) 6 仏陀の教え:仏教(2) 7 神仏習合 8 「英霊」を祀るとは 9 現代日本における宗教 10 唯一の神(一神教):ユダヤ教 11 唯一の神(一神教):イスラーム(1) 12 唯一の神(一神教):イスラーム(2) 13 原理主義:絶対への希求 14 政教分離をめぐる問題 ※内容や順序が変更する可能性があります。 |
評価方法 | 出席40%(リアクション・ペーパーの内容も加味されます)、期末レポート60%。 正当な理由なく欠席を5回以上した場合、履修規定により単位の取得はできません。 |
テキスト | 毎回プリントを配布。ヴィデオ、DVD、パワーポイントなどの視聴覚教材も適宜使用する予定です。 |
その他 | キリスト教は2年次の「キリスト教概論」で詳しく扱うため、「宗教論」では取り上げません。 私語禁止。 |