南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
VOLPE Angelina
他の科目との関連
履修対象学科
副題 平和教育を考える
授業概要 21世紀は異なる文明、宗教、イデオロギー、国家間の争いと共に始まり、人類の「よき将来」への期待が裏切られているのではないか。しかし、ヘルドラインとともにハイデガーはこう言う。「危険なところにこそ救いも大きくなる」。善の存在が見えないようなところにおいてこそ、善の存在が証しされる。本義は平和と正義のために命をかけて働くジャーナリストや映画監督、知識人等を通して、希望が失ったかに見える紛争地やその情勢の中に善の「種」を探す。
学修目標 学習目標
1)溢れる情報の中で、真偽を見分ける観察と判断力を育てる。
2)グローバリゼーションの真の意味を理解する(皆が同一のものになるということではない)
3)中近東の諸問題の分析を通して、かけがえのない「平和」という価値観を思考する。
授業計画 1・2 G.リヴァ著『平和と砂漠』を読解
3・4 感想文の発表
5・6 M.ムーアの『華氏9.11』の紹介
7・8 イラク戦争の分析
9・10 パレスチナ・イスラエル紛争の分析
11・12 G.ラ・ピーラ:平和のために働いた一人の政治家
13・14 ニュースの真偽を分析:ノーム・チョムスキーの『マニュファクチャリング・コンセント』
15   まとめ
評価方法 宿題と発表 40%、最終レポート 60%
テキスト プリント配付
その他