南山大学

 
指定
期間
夏期前半
単位
年次
1
担当者
大塚 容子
坂本  正
他の科目との関連 日本語IIは日本語IIIを履修するための前提科目である。
履修対象学科
副題
授業概要  「日本語I」を受けて、夏期集中でしかできない集中的な日本語訓練を行う。ドキュメントや討論会のビデオを見て、それに関して受講生全員で討論を行い、相手を説得したり、反論したり、自分の意見を支持するような論を立てたりして、発話能力を高め、自分の主張を文章化し、最後にアピールするような報告を行う。
学修目標 討論を通して、さらなる4技能修得と総合的な日本語運用能力をつけることを目標とする。
授業計画 (大塚担当)
1)ビデオ「待遇表現」を使い、人間関係構築・維持に関するストラテジーの文化比較を行う。<誘い、断り>
2)人間関係構築・維持に関するストラテジーの文化比較<謝罪>
3)人間関係構築・維持に関するストラテジーの文化比較<ほめる>
4)人間関係構築・維持に関するストラテジーの文化比較<スモール・トーク>
5)より高度な日本語表現の練習<道案内>
6)より高度な日本語表現の練習<交渉する>
7)より高度な日本語表現の練習<ラジオコマーシャルの作成>
8)ビデオ「包丁一本」を使い、日本の若者と伝統文化について、学習者の文化比較を行う。
9)ビデオ「日本のサラリーマン」を使い、日本の労働と、学習者の社会における労働問題について検討する。
10)学習者の社会における労働問題について、発表し、討論する。
11)ビデオ「日本の高齢化社会」を使い、日本の高齢化社会の問題について検討する。
12)学習者の社会における高齢化問題について発表し、討論する。
13)日本文化と日本語表現の関係について検討する。
14)日本文化を通して、学習者の文化を客観的に捉え、わかりやすい日本語で説明する。
15)試験

(坂本担当)
1)口頭描写練習(1)
2)口頭描写練習(2)
3)小論文を書くコツ
4)レポートを書くコツ
5)卒業論文のまとめ方
6)ビデオを見て、口頭要約練習(1)
7)ビデオを見て、口頭要約練習(2)
8)ビデオを見て、口頭要約練習(3)
9)手紙・メールの書き方
10)コミュニケーションの基礎概念(1)
11)コミュニケーションの基礎概念(2)
12)オーラル・コミュニケーション(1):世界における日本語
13)オーラル・コミュニケーション(2):日本語の音声
14)オーラル・コミュニケーション(3):日本語と人間関係
15)口頭試験
評価方法 出席(20%)、筆記試験(40%)、口頭試験(40%)によって総合的に評価する。
テキスト 畑山浩昭他(2004)『自己表現の技法—文章表現・コミュニケーション・プレゼンテーション』実教出版
プリント教材を用いる。
その他