06132 日本との出会い3
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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濱田 琢司 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 欧米系外国人と日本との出会いから考える日本 |
授業概要 | 近代以降、多くの外国人と日本との出会いがありました。初期の出会いでは、珍奇なものとして、あるいはエキゾティックなものとしての日本との出会いという面が少なくなかったわけですが、大正から昭和になると、日本人自身も自覚していなかったような、日常的な文化の重要性や面白さへの関心も高まっていきました。講義では、大正から昭和にかけて日本に出会った4人の欧米系の芸術家・建築家ら─アントニン・レーモンド、ブルーノ・タウト、シャルロット・ペリアン、バーナード・リーチ─を主に取り上げ、彼らの視線を通してみた「日本」について考えてきます。 |
学修目標 | 講義で取り上げる4人の欧米系外国人が、どのように日本をみたのかを理解し、その視点を通して、私たち自身が「日本」を再考する契機をつかめるようにする。 |
授業計画 | 1.はじめに 2.E.S.モースの「百年前の日本」 3.4つの出会い─4人の概要─ 4.アントニン・レーモンドと日本 5.レーモンドと日本の民家 6.ブルーノ・タウトとモダニズム 7.タウトと桂離宮の「発見」 8.工業指導所におけるタウトの試み 9.シャルロット・ペリアンと日本人デザイナーたち 10.ペリアンの「伝統・選択・創造」展とジャパニーズモダン 11.バーナード・リーチと小泉八雲 12.民芸運動におけるリーチ 13.リーチの地方工芸産地訪問と産地の伝統性 14.まとめ─4つの出会いからみた「日本」─ |
評価方法 | 定期試験が80%、授業中課題が20% |
テキスト | 適宜指示します。 |
その他 |