06733 文学をめぐって3
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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細谷 博 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | ことばによって〈他者〉を生きる |
授業概要 | 内外のすぐれた文学作品に表現されたさまざまな〈人間像〉と〈世界像〉を理解し、それらを比較対照しつつ、読み手としての自分自身のあり方についても考えてみよう。自分をつよく引きつける部分や、逆に反発を感じさせる部分などに注意しながら、テクストをたどり分析していくことによって、〈いま・ここ〉に生きている自分がどのような人間観や世界観をもっているのかということをも考えていく。 村上春樹の作品を中心に取り上げる。 |
学修目標 | ことばによって表現された人間像と世界のあり方を理解し、さらに、すぐれた解釈にふれてみずからの読み方をも対象化し、相対化することによって、より柔軟に広がり深まる読解力と思考力を養うことを目標とする。 |
授業計画 | 1.導入 2〜7.『ノルウェイの森』の読解、分析、批評 8〜13.『神の子どもたちはみな踊る』の読解、分析、批評 14.まとめ なるべくわかりやすく、具体的に作品本文を読み解いていく。 |
評価方法 | 定期試験により評価する。欠席過多を適用する。 |
テキスト | 村上春樹『ノルウェイの森』上・下、講談社文庫 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』新潮文庫 |
その他 |