07021 世界史
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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SZIPPL Richard |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 1500年以降の世界の歴史 |
授業概要 | 西暦1500年頃からヨーロッパ列強の世界進出により世界各地域の文明圏を結ぶ地球的なレベルでの交流が可能となり、「近代的」な世界が成立し、世界の一体化が始まった。16世紀から18世紀までの間、文化的・経済的・政治的な勢力を強化したヨーロッパ諸国は、19世紀までにほぼ全世界を支配するようになった。しかし、20世紀になるとこの支配に抵抗する運動によってヨーロッパの世界支配が崩れ、現在新しい世界秩序が形成されつつある。 本講義では、近代におけるヨーロッパの世界進出、世界支配の成立・衰退・崩壊と世界の新しい秩序の形成などを考えていく。 |
学修目標 | 1500年ごろから始まるヨーロッパ列強の世界進出の背景や19-20世紀のヨーロッパの世界覇権とそれに対する反応に焦点を当てて、近代世界の歴史の流れについての理解を深めていく。 |
授業計画 | 本講義においては、下記の諸項目のもと、授業を進めていく。 1.歴史、世界史、近代史一般について 西洋優勢の始まり〈16—18世紀〉 2.大航海時代とその影響 3.ヨーロッパの諸改革:絶対王政・ルネサンス・宗教改革 4.ヨーロッパとロシア・南北アメリカ大陸 5.イスラムの世界 6.東アジア 7.ヨーロッパの旧体制(1648〜1789年) 8.アジアと南北アメリカ大陸の「ヨーロッパ北」の発展 9.旧体制ヨーロッパの進出へのアジアの反応 コスモポリタニズムの始まり〈19〜20世紀〉 10.産業革命と民主主義 11.産業主義・民主主義へのアジアの反応 12.アフリカとオセアニア 13.西洋の世界(1914—1945年) 14.1945以降の世界 15.定期試験 |
評価方法 | 出席状況10%、定期試験90%によって評価する。 |
テキスト | ウィリアムH.マクニール著 増田義郎・佐々木昭夫訳 『世界史 下』中央公論新社(2008年) |
その他 |