南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
青山 幹哉
他の科目との関連 内容的には「日本史B2」に続くが、もちろん、本科目だけを受講してよい。
履修対象学科
副題 6〜13世紀日本の歴史
授業概要  網野善彦の著書『日本社会の歴史』上巻・中巻をテキストとした、日本古代史概論である。テキストの章節にしたがって、検証的に読み進めていくので、受講生は授業前に必ず該当の章節を読んで予習してくること。
学修目標  日本古代史についての基本的な知識を習得し、古代日本社会の全体的歴史像を把握する。
授業計画 1.はじめに(網野の考えた「日本」とは何か)
 以下、テキストの各章節にしたがっておこなう。
2.第3章 国家形成への道(第1節・第2節)
3.第3章 国家形成への道(第3節・第4節)
4.第4章 「日本国」の成立と列島社会(第1節・第2節)
5.第4章 「日本国」の成立と列島社会(第3節)
6.第5章 古代小帝国日本国の矛盾と発展(第1節・第2節)
7.第5章 古代小帝国日本国の矛盾と発展(第3節・第4節)
8.第5章 古代小帝国日本国の矛盾と発展(第5節)
9.小括と中間テスト
10.第6章 古代日本国の変質と地域勢力の胎動(第1節・第2節)
11.第6章 古代日本国の変質と地域勢力の胎動(第3節・第4節)
12.第6章 古代日本国の変質と地域勢力の胎動(第5節)
13.第7章 東国王権の出現と王朝文化の変貌(第1節・第2節)
14.第7章 東国王権の出現と王朝文化の変貌(第3節・第4節)
評価方法  学期末の定期試験(80%)および授業時に実施する中間テスト(20%)により評価
テキスト  網野善彦『日本社会の歴史』(上)・(中) 岩波新書(新赤版)500・501、1997年
その他 参考文献を以下に挙げる(これ以外にも適宜、授業時に紹介する)。
網野善彦『日本の歴史00 「日本」とは何か』講談社、2000年
C.グラックほか『日本の歴史25 日本はどこへ行くのか』講談社、2003年