南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
石原 美奈子
他の科目との関連 文化人類学B(共通科目)、文化人類学概論A、
文化人類学概論B(人類文化学科科目)。
履修対象学科
副題 文化人類学基礎論
授業概要  文化人類学とはどのような学問で、現代社会のさまざまな課題に取組む上でどのように役立つのかについて考える。文化人類学という学問が誕生してから1世紀以上がたつが、その間、世界は大きく変貌し、そうした世界の一部を研究対象とする学問としての文化人類学も大きく変わった。だが講義では、主として文化人類学の今も昔も変わらない部分、すなわち基本的な考え方や用語について事例を挙げながら紹介する。
学修目標  文化/社会人類学の基礎的な用語や考え方を、20世紀前半に活躍した著名な文化/社会人類学者の功績と代表的民族誌を通して学ぶ。
授業計画 1.文化/社会人類学のおこり
2.フィールドワークと文化/社会人類学
3.マリノフスキーの人生と功績
4.『西太平洋の遠洋航海者』について
5.ラドクリフ=ブラウンの人生と功績
6.『アンダマン島民』について
7.レヴィ=ストロースの人生と功績
8.『構造人類学』について
9.リーチの人生と功績
10.『高地ビルマの政治体系』について
11.エヴァンズ=プリチャードの人生と功績
12.『ヌアー族』について
13.ターナーの人生と功績
14.『儀礼の過程』について
評価方法 出席状況と学期末テスト
テキスト 山下晋司編『文化人類学入門』弘文堂
その他