南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
SOUSA Domingos
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 世俗傾向が進行しつつある現代社会においては、宗教のもつ意義は依然として大きいものである。宗教と生活が不可分なほどに密着した社会もあり、神を信じることが人間として当然のこととされている社会もある。グローバル化の著しい今日においては、その社会の人々と日常的に接する機会も増えている。宗教を信じなくても、それらの社会と文化を理解するために、宗教の存在意義や本質を究明する必要がある。本講義は、多面的宗教現象を広く検討するとともに、宗教の起源や本質を解明しようとする。
学修目標 代表的宗教学者や思想家の文献を解読することによって、様々な宗教領域に必要な基礎的知識を習得するとともに、文献の分析力を高めることを目指している。
授業計画 1.   イントロダクション
2.   宗教概念をめぐって
3.   宗教の起源に関する理論
4〜6. 宗教批判
    a)フロイト
    b)フォイエルバッハ
    c)ヒューム
7〜8. 宗教と社会
    a)デュルケム
    b)ウエーバー
    c)ピーター・バーガー
10〜11. 宗教現象の構造
    a)オット
    b)エリアーデ
12.  日本人と宗教
13.  宗教と国家
14.  講義総括
評価方法 出席状況と授業態度30%、レポート70%により評価する
テキスト 講義の中で参考文献を紹介する
その他