22132 人類文化学演習I,II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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森部 一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 「市場経済の過剰化に伴うタイ社会の諸変化について」 |
授業概要 | 市場経済の過剰化に伴って、現代のタイ社会に生じている諸変化に関連する論文や資料をていねいに読むことによって、当該社会のしくみや文化についての理解を深めさせると同時に、現代に生きる我々が考えなければならない問題をそこから抽出し、検討する。 |
学修目標 | (1)市場経済の過剰化に対するタイの地方の人々の様々な反応を学ばせる。 (2)「市場経済の過剰化」やグローバリゼーションの意味について考えさせる。 |
授業計画 | 最初は、イントロダクションに適切な文献資料を使い、タイの社会や歴史、文化に関して広く勉強する。さらには、教科書的文献を利用して開発に関する研究方法の概略を学ぶ。その後、重要なトピックに関する専門的文献資料を取り上げ、輪読し、そして、全員で討論する。 〔春学期〕 1〜3:イントロダクション—タイの歴史・社会・文化 4〜5:開発をめぐる文化人類学的研究 6〜8:タイにおける市場経済の浸透とその問題点 9〜13:開発僧を指導者とする農村開発の実態と問題点 14〜15:開発におけるタイ国王の役割 〔秋学期〕 1〜5:農村における出稼ぎの実態と問題点 6〜10:瞑想しつつ勤勉に働く信徒からなる東北タイの仏教共同体運動 11〜14:タイ北部山地民社会の変貌 15 :定期試験 |
評価方法 | 出席50%、レポート50% |
テキスト | テキストは用いない。ゼミで読む文献についてはコピーを配布する。 |
その他 |