22491 科学文化論A
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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横山 輝雄 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 科学技術時代をみる視座 |
授業概要 | 現代は、日常の衣食住から国家の安全保証まで、携帯電話から宇宙ロケットまで、健康診断から終末期医療まで、生活のあらゆる領域が、科学技術とかかわっている。科学技術を人間の社会や文化との関連で全体的に把握するために、人類学などで用いられているエスノグラフィ−的手法によって現代の科学技術の現場にとりくんだ記録・報告をてがかりとして、福祉、医療、教育などの現場をも視野にいれて、現代的課題とその背景となっている科学人類学理論を検討する。 |
学修目標 | 1.「現代科学技術と社会」の問題の所在を理解している。 2.科学技術にたいするエスノグラフィ−的手法を知っている。 3.自然災害における2種類の問題を知っている。 4.工業のエスノグラフィ−を知っている。 5.医療現場における人間学的課題を理解している。 6.観光と自然保護の関係を知っている。 7.開発と社会文化の関係を知っている。 8.学校のエスノグラフィ−を知っている。 |
授業計画 | 1.自然災害とリスク 2.工業のエスノサイエンス 3.大規模集積科学技術 4.情報化社会のエスノグラフィ− 5.救命救急センタ− 6.老いることの民族誌 7.死をみとる技術 8.ホスピタリティ産業 9.組織文化と組織学習 10.観光と自然の資源化・環境保護 11.開発と社会文化 12.理論家たち(1)メアリー・ダグラス、ブルーノ・ラトゥール 13.理論家たち(2)グレゴリー・ベイトソン、クリフォード・ギアツ 14.総括 15.定期試験 |
評価方法 | 中間試験20%、定期試験80%により評価する。 |
テキスト | |
その他 |