南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
横山 輝雄
他の科目との関連
他学科履修
副題  科学技術時代をみる視座
授業概要  現代は、日常の衣食住から国家の安全保証まで、携帯電話から宇宙ロケットまで、健康診断から終末期医療まで、生活のあらゆる領域が、科学技術とかかわっている。科学技術を人間の社会や文化との関連で全体的に把握するために、人類学などで用いられているエスノグラフィ−的手法によって現代の科学技術の現場にとりくんだ記録・報告をてがかりとして、福祉、医療、教育などの現場をも視野にいれて、現代的課題とその背景となっている科学人類学理論を検討する。
学修目標 1.「現代科学技術と社会」の問題の所在を理解している。
2.科学技術にたいするエスノグラフィ−的手法を知っている。
3.自然災害における2種類の問題を知っている。
4.工業のエスノグラフィ−を知っている。
5.医療現場における人間学的課題を理解している。
6.観光と自然保護の関係を知っている。
7.開発と社会文化の関係を知っている。
8.学校のエスノグラフィ−を知っている。
授業計画 1.自然災害とリスク
2.工業のエスノサイエンス
3.大規模集積科学技術
4.情報化社会のエスノグラフィ−
5.救命救急センタ−
6.老いることの民族誌
7.死をみとる技術
8.ホスピタリティ産業
9.組織文化と組織学習
10.観光と自然の資源化・環境保護
11.開発と社会文化
12.理論家たち(1)メアリー・ダグラス、ブルーノ・ラトゥール
13.理論家たち(2)グレゴリー・ベイトソン、クリフォード・ギアツ
14.総括
15.定期試験
評価方法  中間試験20%、定期試験80%により評価する。
テキスト
その他