23306 人間関係フィールドワークI,II
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選 |
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春学期 秋学期 |
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4 |
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2 |
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アッセマ 庸代 グラバア 俊子楠本 和彦 中村 和彦 金田 裕子 |
他の科目との関連 | 人間関係フィールドワークIIは、Iが履修済みであること(必須条件) |
他学科履修 | 可 |
副題 | 学外での人間関係実習 |
授業概要 | フィールドワークIでは、学生は福祉関係施設での半年間にわたる「人間関係実習」を行う。教員は適時学生の実習先を訪問し、実習の実際状況を把握し、受け入れ施設との関係を調整する。体験実習と同時にフィールドワークを通しての学習を促進するための学内授業を実施する。 フィールドワークIIでは、同じ福祉関係施設での半年間にわたる様々な体験を通して、「生きること」や「人間」とは何かといった問題を考える。また、フィールドワークを通しての学習を明確化するための学内授業を実施する。 |
学修目標 | ねらい: そのために: ◎気づき(自分、他者、お互いの関係、社会、の ・学外に出て現場の人間関係に入り、現場を理解 あり方に気づく) し、様々な人と関わる ◎行動化(自分の気づきや思いを行動化し、役立 ・その体験をふりかえり、体験から学ぶ てる) ◎洞察(人間存在や人間関係の基本的なテーマに ・自分なりの目標をたて、試みる ついて、じっくり考えを深める) 生きるとは? 関わるとは? 援助とは? ・自分を役立てる 人間とは? 愛とは? |
授業計画 | 人間関係フィールドワークI・IIは以下の2つの内容から構成されている。 (1)福祉関係施設での実習(水曜日全日):受講生は、自らが選択した福祉関連施設(養護学校、老人福祉施設、障害者施設、など)で1日を過ごす。また、そこでの体験や学びをジャーナルに記録し、担当教員に提出する。 (2)学内での授業(火曜4限):実習先での体験を明確化するための講義や討論、実習が行われる。また、提出されたジャーナルはここで担当教員によるコメントとともに返却される。また、学期の終わりには、フィールドワークで学んだことを発表するための報告会が全体で実施される。 従って、受講生にとって、火曜4限と水曜全日(1〜4限)が「人間関係フィールドワークI・II」の時間となる。 なお、学内授業の予定は以下の通りである。 人間関係フィールドワークI(春学期) 1〜4.学内オリエンテーション 5〜10.担当者グループごとでの体験シェアリング 11. 中間報告会の提示 12〜14.中間報告会の準備 15. 中間報告会 人間関係フィールドワークII(秋学期) 1. 学内オリエンテーション 2〜3.担当者グループごとでの体験シェアリング 4. プロセス・レコード形式のジャーナルについて 5〜6.プロセス・レコードを用いての担当者グループでのシェアリング 7〜8.学外講師による講演 9〜10.担当者グループごとでの体験のシェアリングと洞察 11. 最終報告会の提示 12〜14.最終報告会の準備 15. 最終報告会 |
評価方法 | 学外での実習への出席およびジャーナル提出40%、学内授業の出席40%、報告会での発表10%、期末レポートの提出10%による。評価はPF方式で行う。 |
テキスト | |
その他 | ・実習先までの交通費、養護学校などでは昼食の給食費、一部のフィールドワーク先では実習協力費、等 の実費が必要になる。また、保険代、報告書作成費用などの諸経費として、春学期の初めに費用を集め る(2008年度は年間3,000円であった)。 ・フィールドワーク先は、4月の学内授業時に、指定された施設から選択することになる。なお、2008年度フィールドワーク先は以下の15施設であった。 岡崎養護学校、名古屋養護学校、一宮養護学校、港養護学校、小牧養護学校、安城養護学校、半田養護学校、佐織養護学校、春日台養護学校、三好養護学校、豊田養護学校、名古屋子ども適応相談センター、AJU 自立の家、むつみ福祉会、さわらび園、なごやかハウス福原、愛知たいようの杜、愛泉館、国際子ども学校 |