23351 比較教育学
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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五島 敦子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 諸外国と日本の学校教育制度の比較研究 |
授業概要 | 外国の教育制度を学ぶとき、これまで「当たり前」とおもっていた日常から新たな発見をすることができる。比較教育学は、諸外国の学校教育制度の比較を通じて、そうした発見の機会をもち、自国の教育の特質と問題点を照らし出すことを目的としている。受講者は、これからの日本の教育をよりよきものへと発展させるために、何が必要かを考えていく。概説を中心にビデオ視聴やグループ・ディスカッションを適宜行い、講義後半ではグループで意見を発表する機会を設ける。 |
学修目標 | 1 比較教育学の基礎的な理論と方法を学び、「比較」することの意味を考える。 2 諸外国の学校教育制度を学び、グローバル化する国際社会における教育改革の方向性を理解する。 3 比較教育学の問題群のなかから受講者が課題を選択し探求する。 |
授業計画 | 1.「比較」することの意味 2.比較教育学の理論と方法 3.国際学力調査とその影響 4.ヨーロッパ諸国の教育(1)フィンランド 5.ヨーロッパ諸国の教育(2)EUの教育政策 6.ヨーロッパ諸国の教育(3)イギリス 7.アメリカ合衆国の教育(1)『危機に立つ国家』 8.アメリカ合衆国の教育(2)9.11以降の改革動向 9.オルタナティブ教育の可能性 10.アジア諸国の教育改革 11.比較教育学の問題群(1) 12.比較教育学の問題群(2) 13.比較教育学の問題群(3) 14.「比較」の意味を問い直す 15.レポート |
評価方法 | レポート70%、プレゼンテーション20%、受講態度(予習・コメント記述・出席状況など)10%による総合評価 |
テキスト | テキストは指定せず、講義中にプリントを配布する。以下の参考文献を活用する。 (1)馬越徹『比較教育学—越境のレッスン』東信堂、2007年 (2)二宮晧編『世界の学校—教育制度から日常の学校風景まで』学事出版、2006年 (3)大桃敏行・上杉孝實・井ノ口淳三・植田健男編『教育改革の国際比較』ミネルヴァ書房、2007年 |
その他 |