24148 日本文化学演習III
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必 |
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春学期 |
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2 |
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4 |
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町田 奈々子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 日本文化学演習I、IIからの継続生及び日本語学、言語学の講義をこれまでに幾つか受けている学生を対象に、日本語学におけるトピックから、学生の興味あるものを選び、関連論文を読んで検討する。研究プロジェクトを念頭において、各自のテーマをより掘り下げ、中間発表等を通し、完成をめざす。トピックの例としては、日本語の文法の中の例えば「受け身」「使役」「授受表現」「名詞修飾」などの構文研究、理論的問題の研究、意味論的研究、誤用論的研究、言語獲得上(第一言語、第二言語)の問題の研究、社会言語学的問題の研究などである。 |
学修目標 | 1.日本語に関する研究の方法を理解し、日本語を客観的に分析する能力を培う。 2.言語学、日本語学関連の論文やデータベースの検索などにより、必要な文献を調査する能力を有する。 3.学術的な文献を読みこなし、研究課題についてより知識、理解を深める。 4.研究課題について、内省や討論、文献や調査、実験などを通して、日本語を分析し研究プロジェクトとしてまとめる。 5.研究課題について効果的に口頭でプレゼンテーションができ、質問にも適切に答えることができる。 6.研究課題を客観的、論理的文章で研究プロジェクトとしてまとめることができる。 |
授業計画 | 1.日本語の研究領域を再確認し、卒業研究プロジェクトのための、課題の妥当性を検討する。 2.研究プロジェクトのまとめ方を学ぶ。 3〜7.先行研究をまとめるための重要文献を熟読し、発表する。 8〜14.研究プロジェクトのための構成を検討し、発表する。調査実験等が必要な場合は準備、計画をし、そうでない場合は、内省データなどを揃える。研究プロジェクトの先行研究をまとめ、第1章とする。 |
評価方法 | 授業参加20% 発表40% 及びレポート40% |
テキスト | プリント教材を配布する。 |
その他 |