24301 日本文化学入門
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
1 |
|
濱田 琢司 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 「日本らしさ」とは何かを考える |
授業概要 | ここ数年来、デザインやファッションの分野で、「日本的なもの」の流行がみられます。プロダクトデザイナーと地方の伝統工芸とのコラボレーションや、いくつかのセレクトショップが日本の手仕事を積極的に取り上げるといった事例をみることができます。こうした状況はしごく現在的なものですが、「日本的なもの」の流行自体は、これまでも時折みられた現象でした。講義では、そんな「日本的なもの」の流行の系譜を簡単に追うことで、そこで注目される「日本らしさ」とは何なのか、あるいはそうした「日本らしさ」がどのように取り上げられ、語られているのかを検討していきます。 |
学修目標 | ファッションやサブカルチャー、芸術、デザインなどに見られる「日本らしさ」を検討することで、身辺の身近な事象からでも「日本文化」について深く考えることができることを知るようにします。 |
授業計画 | 1.はじめに 2.「日本らしさ」の現在 3.身近に感じる「日本らしさ」 4.戦前期の「日本的なるもの」 5.敗戦と日本文化 6〜7.ディスカバー・ジャパン・キャンペーンと「アンノン族」 8〜9.高度成長期のジャパニーズモダン 10.2000年代の「民芸ブーム」 11.ナガオカケンメイの『デザイン物産展ニッポン』 12.ビームス「フェニカ」の試み 13.都市での手仕事流行りと地方産地 14.まとめ |
評価方法 | 定期試験が70%、講義中課題が30% |
テキスト | プリントを配布します。参考文献については適宜指示します。 |
その他 |