南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
鈴木 達也
他の科目との関連
他学科履修
副題 言語の科学的研究
授業概要  理論言語学である生成文法の観点から、言語の科学的研究とはどういうことかということについて学んでいく。動物のコミュニケーションと人間言語との違い、人間言語の特徴、音声の分析、句、文の分析などを中心に、現代言語学の基礎を学ぶとともに生成文法の基礎も学んでいくことにする。
学修目標 1.生成文法の観点から、人間言語が動物のコミュニケーションとは質的に大きく異なる「種固有の生物
  的能力」であることを理解する。
2.「英文法論I、II」、「英語の構造I、II」など、3・4年次生用の言語学関連の専門科目履修時に十分
  理解が深められるよう、生成文法の基礎的概念を学ぶ。
授業計画  講義形式であるが、適宜質疑応答を含める。一方的に講義するのではなく、一緒に考えていきたい。次のような計画にしたがって言語に対する理解を深めていく。
第1回「言葉を知っているということはどういうことか」PART I
第2回「言葉を知っているということはどういうことか」PART II
第3回「動物のコミュニケーションと人間言語」
第4回「伝達手段としての動物のことば」
第5回「音声の分析」PARTI
第6回「音声の分析」PART II
第7回「語の構造」
第8回「句・文の構造」PARTI
第9回「句・文の構造」PART II
第10回「変形規則」
第11回「規則の制限」
第12回「言語と脳」I
第13回「言語と脳」II
第14回 まとめ
第15回 期末試験
評価方法 期末試験90%、平常点10%
テキスト 毎回ハンドアウトを配付する。
その他