40081 国際関係論の基礎(日本とアジア)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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宮川 佳三 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 東アジア(北東・東南アジア)の政治・経済・安全保障の環境と日本外交 |
授業概要 | 冷戦終結以降、急速に変化しつつある東アジアの状況下で、日本はどのような外交を展開しているのか。日米同盟を重視する日本の外交スタイルを歴史的に概観すると同時に、北朝鮮の核・ミサイル問題、中国の台頭、台湾海峡をめぐる緊張関係の高まりに対して、日本がどのように関わってきたのかについて分析する。また、東アジアと日本の関係については、近代日本の歴史を紐解きながら、今日のASEAN地域フォーラムやASEAN プラス3などへの取り組み、「人間の安全保障」政策などについて考察する。 |
学修目標 | 東アジアにおいて日本が果たすことのできる役割について考察するために、必要な知識と視角を身につけること。 |
授業計画 | 1.はじめに−東アジアの国際環境と日本 2.東アジアにおける日米関係 3.東アジアにおける日本と中国・朝鮮半島 4.明治時代と台湾 5.日清戦争と日・英・露 6.19世紀から20世紀の転換期の東アジア情勢 7.第一次世界大戦と日本 8.戦間期の日本の対東アジア政策 9.第二次世界大戦と日本の東アジア進攻 10.終戦と東アジア諸国の独立と日本占領 11.朝鮮戦争と日本の再独立とアジア 12.ヴェトナム戦争と日米同盟の中の日本 13.ニクソン大統領政権下の対中政策と日本 14.「テロの時代」の中の日本、そして日本の対アジア政策 15.定期試験 |
評価方法 | レポート、定期試験、不定期のクイズ(小テスト)及び(受講者の数によるが)出席を評価の対象にする。割り合いについてはクラスで公表する。 |
テキスト | 適宜、プリントを配布 |
その他 |