南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
林田 雄二
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要  演劇は、常に、ヨーロッパ文化にとって欠くことの出来ない重要な構成要素であり、世紀ごとにヨーロッパの民衆に対してー崇高なものから滑稽なものに至るまで、尽きることのない作品の変化の中でー人間の生存のための根本的な役割を果たしてきた。演劇はヨーロッパ諸民族の生活において、自己認識、自己理解、自己修正の足がかりを作る重要な機関の一つでもあった。ゼミでは、春学期にはドイツ演劇の歴史を概観し、秋学期には、18世紀から19世紀初頭に至るまでの幾つかの作品をピックアップし、作品が書かれた時代背景、社会背景に留意しながら解釈していく。
学修目標 1.ドイツの演劇作品に親しむ。(まず、和訳された作品を多数読む。)
2.ヨーロッパ・ドイツ演劇史を概観する。
3.18−19世紀初頭に至るまでのドイツ史を概観する。
4.当時のドイツ社会についての大まかな知識を得る。
授業計画 1.ドイツ演劇史概観
2.18、19世紀のドイツ
3.18、19世紀のドイツの社会
4.演劇作品の解釈法入門
評価方法 1.必読指定作品を読む+レポート70%
2.口頭発表20%
3.講義への積極的な参加10%
テキスト 適宜プリントを配布
その他