45521 中国欧州交流史
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選 |
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秋学期 |
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中村 元哉 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 近現代中国の対欧米政治外交と文化交流 |
授業概要 | 古代よりヨーロッパと交流を積み重ねてきた中国は、近代以降、欧米中心の世界秩序に徐々に組み込まれていった。本講義は、中華民国時代(1912−1949)の日中・中英・中米・中ソ関係を中心に、中国と世界との関係を政治・外交・文化のレベルにおいて解説していく。中華民国時代をとりあげる理由は、現代中国を過去から理解するためである。 なお、本講義の内容は「東アジア外交研究」の前提となる。 |
学修目標 | 中国を日本・アジアとの関係において理解するためには、一方で中国を欧米・世界のなかに位置づける力が必要となってくる。この視点を養うことが、本講義の目標である。 |
授業計画 | 序:中国欧州交流史を考える意味〈第1回〉/中国と欧米との出会い〈第2回〉 1:近代中国のなかの近代西洋 租界・租借地〈第3回〉/宣教師と欧米留学知識人〈第4回〉 2:近代中国と国際関係—清末〜民国の政治外交史— 中国をめぐる国際秩序再編と日中対立の形成〈第5回〉/ ワシントン体制下の国際政治〈第6回〉/*アンケートへの回答〈第7回〉/ 満洲事変と日中紛争〈第8回〉/アジア太平洋戦争と東アジア国際政治の変容〈第9回〉 3:現代中国と国際関係 中米関係史—著作権訴訟・国際報道自由運動・アメリカ観—〈第10〜11回〉 中ソ関係史〈第12回〉 戦後国際政治と中国〈第13回〉 4:欧米および世界のなかで「アジアの中国」を考える〈第14回〉 |
評価方法 | 出席点(20%)とレポートまたは定期試験(80%)で評価する。 |
テキスト | 特に指定しない。 |
その他 | 川島真・服部龍二編『東アジア国際政治史』(名古屋大学出版会、2007年)を参照のこと。 |