45621 韓国・朝鮮の言語と文化I,II
|
選 |
|
春学期 秋学期 |
|
2 |
|
3・4 |
|
陸 心芬 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | ハングルの「読む・書く・聞く・話す」の4機能を総合的に学習する。それを通して朝鮮半島の歴史、社会、文化、思想について理解を深める。 |
授業概要 | 韓国・朝鮮の言語は基本的な語順や主語の省略・敬語の存在・助詞の使用など、日本語と類似点が多く読み書きは容易であるが、音節構造が異なるため会話の習熟には時間がかかる。授業では、韓国・朝鮮の文化を紹介しつつ、主として発音の習得に力を入れる。 講義はテキストに沿って進めていくが文字と発音の基礎をしっかり学ぶ必要性があるため、いくらかの時間を当てることになる。特に、日常生活の様々な場面を中心とした会話表現であるため、その文章を暗記することによって、すぐに使用できる「生きた韓国・朝鮮語」になると思われる。 そして、韓国・朝鮮の歴史、社会、文化などの理解を深めるために、できる限りの映像資料を用いて学習を行なう。その中で、韓国・朝鮮文化を背景にした、ビデオ・映像などを観覧し、皆で討論する。 |
学修目標 | 韓国・朝鮮語で基本的な挨拶や会話ができることを目標とする。 |
授業計画 | 韓国・朝鮮の言語と文化I 1〜5回 母音・子音の文字習得や発音の練習 6〜9回 パッチム文字習得や発音の練習 10回 映像資料を使った韓国の文化を学習 11〜12回 合成母音の文字習得や発音の練習 13〜14回 簡単な文型を日常会話から習得 ・「〜は」「〜が」助詞の使い方 ・「Nです」形とその否定文や疑問文 ・指示語 15回 定期試験 韓国・朝鮮の言語と文化II 1〜3回 かしこまった表現の応用練習 ・文型の応用練習及び指示語の応用 4〜6回 V(A)の活用形の習得 ・「Aです/Vます」とその否定文や疑問文 7回 映像資料を使った韓国の文化を学習 8〜14回 かしこまった表現から打ち解けた表現への発展 ・「Nです」とその否定文や疑問文 ・「Aです/Vます」とその否定文や疑問文の過去形 ・尊敬語・未来/意志形・命令形の習得 15回 定期試験 |
評価方法 | (1)出席、受講態度、小テストで30%を評価する。 (2)学期末試験で残る70%を評価する。 |
テキスト | 講義中に指示する。必要な場合プリントを配布する。 |
その他 | 受講初期である4月、5月の学習が、その後の進歩と楽しさのほとんど全てを決定づける。この期間はハングルの文字・発音習得に全力を注ぐ必要がある。さらに、授業への積極的な参加意欲も重要である。 |