南山大学

 
指定
期間
夏期後半
単位
年次
3・4
担当者
鏡味 治也
他の科目との関連
他学科履修
副題 バリ島の民族誌から見るインドネシアの近代化
授業概要 バリ島に暮らして来た人びとの生活ぶりや、そこに見られる考え方を、歴史、生業、社会、親族関係、信仰・儀礼などの側面から検討し、その変化を追うことでインドネシア全体が経験する近代化の過程を考察する。
学修目標 バリ島という一地域の生活のあり方や考え方を総体的に把握するとともに、その暮らしに浸透してくる近代的な要素に注目することで、現代における人間のあり方を考える。
授業計画 1 オリエンテーション、参考文献紹介
2 歴史概観
3 屋敷の構成
4 親族集団
5 通過儀礼
6 農業
7 稲作儀礼、水利組織
8 慣習村
9 地域行政と行政村
10 学校
11 宗教政策とヒンドゥー教
12 観光開発と芸能
13 慣習育成と文化保持
14 ジャカルタのバリ人
15 まとめ
評価方法 2回の小レポート×20点、最終レポート×60点
テキスト 参考文献として以下のもの
鏡味治也『バリ島の小さな村で』2004年、洋泉社
鏡味治也『政策文化の人類学』2000年、世界思想社
その他