南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
小林 寧子
他の科目との関連 東南アジアの歴史と文化、イスラム社会研究
他学科履修
副題
授業概要 インドネシアは多くの言語、宗教、エスニック・グループを擁する多様性の国である。この社会はいかにして成立したのか、また人々はどのようにして生活を成り立たせているのか、さらに日本はそこの人々とどのように交流してきたのかを考える。前半は歴史に重点をおき、何が現在のインドネシアを形づくってきたのかを考える。後半はインドネシアが現在抱える分離独立運動、経済危機、民主化等の問題について考える。
学修目標 「地域研究」の方法論を修得し、国際交流に必要な目を養う。
授業計画 1)多様性の国インドネシア
2)東西文明の十字路
3)東南アジア社会の再編成——自立性の喪失
4)植民地支配——従属と抵抗
5)西洋の「衝撃」と自己革新
6)民族主義運動と「想像の共同体」
7)日本軍政のインパクト——宣撫、動員、独立準備
8)国民国家の形成
9)冷戦の中のインドネシア
10)日本とインドネシア——デビ夫人、エビ、ODA
11)開発の光と影(1)
12)開発の光と影(2)
13)民主化時代のインドネシア
14)再生への試練
15)定期試験
評価方法 平常点40%、定期試験60%により評価する。
テキスト 教科書は使用しない。参考文献は授業中に提示する。
その他