51112 マクロ経済学2
|
必 |
|
秋学期 |
|
4 |
|
1 |
|
西森 晃 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | マクロ経済学の諸概念と基礎理論の習得 |
授業概要 | ミクロ経済学が個別主体の行動や市場の効率性を分析する学問であるのに対し、マクロ経済学は国レベルでの経済の動きを分析する学問である。国民所得や物価水準、利子率、失業率、為替レートなどを分析対象として、それらの変動が我々の生活に与える影響や、望ましい経済政策などについて議論する。 |
学修目標 | マクロ経済学は、ミクロ経済学と並ぶ最も基礎的な経済理論である。そのため、この講義だけでストーリーを完結させることよりは、二年次以降の専門科目に向けた基礎作りに重点をおく。マクロ経済モデルを自分で動かせるようになること、各変数同士の関係を理解すること、そして何よりも現実の経済に興味を持ってもらうこと。これらがこの講義の大きな目標である。 |
授業計画 | 以下の構成で講義を進めていく。ただし、これはあくまでも目安であり、受講生の理解度などを考慮して構成を変更することもあり得る。なお、途中で一度中間テストを実施する。 1. イントロダクション 2−3.国民経済計算 4−5.均衡国民所得 6−7.乗数効果 8−9.裁量的財政政策 10. 自動安定化装置と裁量的財政政策の問題点 11−13.貨幣市場の均衡とLM曲線 14−17.IS・LM分析 18−20.総需要・総供給分析 21. 長期と短期 22−24.長期におけるマクロ分析 25. マクロ経済学の課題と今後の履修に向けて 26−28.予備日(中間テスト、質疑応答、まとめ) |
評価方法 | 定期試験(中間テストを含む)のみで評価 |
テキスト | 中谷巌「入門マクロ経済学(第5版)」日本評論社 |
その他 | 私語厳禁。私語をした学生は直ちに退席させる。私語に限らず、他の受講生に迷惑をかける行為は決して認めないので、その点を十分に理解した上で受講すること。 |