南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1
担当者
川= 勝
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 日本の歴史のなかに経済の動きを探る
授業概要  いまの経済の動きを理解するためには、幕末にペリーが来航して、江戸時代の「鎖国」が破れ、欧米列強との付き合いを開始してから約150年たった今の社会が、どのような流れのなかに位置しているのかを知ることが大事である。まずそこからスタートして、経済に関する諸問題を歴史のなかに位置づけて考える方法を学び取る。
 さらに長期的目標として、古い時代に書かれた史料(古文書、手紙、日記、書物など)を読むことが出来るようにしていく。
学修目標 1.古い文章にも慣れ親しむ。
2.辞書(国語辞典・日本史事典・経済辞典など)を使いこなす。
3.読書の幅を広げる。
4.レポートの書き方を習得する。
5.大学での勉強の仕方を習得する。
授業計画 〈春学期〉:基礎演習——過去に起こったさまざまな経済問題を知る。
1.オリエンテーション
2.図書館見学
3〜13.テキスト輪読と、時代背景、経済情勢を調べる。
14.卒論テーマの見通し
〈夏期合宿〉:読書の範囲を広げる——合宿を行う。
1.絵画史料(図説・黒船の時代)の読み方
2.史跡見学
〈秋学期〉:発展演習——史料も読んでみる。
1.秋学期の見通し
2〜12.テキスト輪読と、時代背景、経済情勢を調べる。
13〜14.史料を読む
評価方法  出席、報告、発言、授業ごとのレジュメの内容、書評、修了論文、ゼミ活動(合宿・コンパなどへの参加も含む)への積極性などから、総合的にみる。
テキスト 日本経済新聞社編『歴史から読む現代経済』日本経済新聞社、2005年
小西四郎監修・黒船館編『図説・黒船の時代』河出書房新社、1995年
その他