71466 国際会計論B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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白木 俊彦 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 本科目は、会計基準の国際的な調和化及び統一化を目的とする国際財務報告基準の意義と課題について考察する。特に、(1)国際財務報告基準の基礎となる会計フレームワーク、(2)経営のグローバル化に伴う個別問題として為替レート変動の影響に係る会計、先物為替予約等のデリバティブ取引の会計など為替レ−トのリスクヘッジ手段の会計処理について解説する。 |
学修目標 | 国際的に事業活動を展開する企業が直面する会計問題について理解を深めることを目標としている。ここでは、これまでの財務諸表の理解をもとに国際環境に置かれている企業活動への影響要因を検討し、国際企業が直面する個別問題について掘り下げていく。 |
授業計画 | 1.国際会計基準と会計基準の国際的な調和化 2.為替レ−ト変動の影響と会計フレームワーク 3.外貨建取引の記録と決算時の会計処理 4.外国通貨と外貨建金銭債権債務の換算 5.外貨建有価証券の評価 6.先物為替予約の会計 7.通貨スワップの会計 8.通貨オプションの会計 9.在外支店の外貨表示財務諸表の換算 10.在外子会社の外貨表示財務諸表の換算 11.キャッシュ・フロ−計算書と外貨換算会計 12.国際会計基準の外貨換算会計 13.テンポラル法と決算日レ−ト法 14.練習問題と解説 15.定期試験 |
評価方法 | 筆記試験 70% 提出物 20% その他 講義への参加度等 10% 以上の内容にしたがって総合的に評価する。 |
テキスト | 講義の際に指示する。 |
その他 | 会計原理及び財務会計の単位は修得していること。日本商工会議所簿記検定試験2級程度の知識を前提とする。受講生の理解度に応じて進度と内容については調整していく。 |