南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
倉持 孝司
他の科目との関連 憲法A
他学科履修
副題 日本国憲法は統治の仕組みをどのように定めているか
授業概要  憲法A(基本的人権)で学んだ知識をもとに、憲法B(統治機構)では「憲法」の目的である人権保障の確保のための手段として、日本国憲法においてどのような統治の仕組みが定められているかを概観する。憲法の総論に続き、統治機構の基本的部分である国会・内閣・裁判所・地方自治に関係する基本的知識や学説を学ぶことを通して、権力分立の意義を確認し、三権それぞれがどのように機能しているか、またそれらの関係はどのようになっているのかについて検討していく。
学修目標  統治機構の分野に関する基本的知識を身につけるとともに、諸学説や考え方について学ぶ。最終的には、憲法において、国民主権原理を貫徹し実現できるように、統治機構が規定されていることを理解することを目標とする。
授業計画 第1回 ガイダンス、「憲法」とは何か(→実際は、選挙結果分析など、ガイダンス)
第2回 憲法の保障、憲法改正(→実際は、憲法とは何か。以下、当初予定とは一回ずつずれる
第3回 平和主義(→実際は、憲法の保障、憲法改正)
第4回 権力分立制、議員内閣制(→実際は、平和主義)
第5回 続き、選挙制度、政党(→実際は、平和主義(続き)、権力分立制)
第6回 続き(→実際は、議院内閣制、衆議院の解散)
第7回 国会(→実際は、選挙、選挙制度)
第8回 続き(→実際は、政党、国会)
以下、今回(11/17)、再調整
第9回(11/24)国会(続き)
第10回(12/1) 内閣(c24内閣、c26内閣の権限、c27内閣の組織)
第11回(12/8) 内閣(続き)、司法(c24司法権の意義と限界、c29司法権の独立・組織・権能)
第12回(12/15)司法(続き)、違憲審査制(c30)
第13回(12/22)違憲審査制(続き)、地方自治(c32地方自治の原理・組織、c33地方公共団体の権能)
第14回(1/12) 地方自治(続き)
評価方法 定期試験で評価する
テキスト 渋谷秀樹・赤坂正浩『憲法〈2〉統治(第3版)』(有斐閣、2008年)
その他