81151 ミドル演習
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副田 隆重 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 不動産取引をめぐる民法上の諸問題の研究 |
授業概要 | 不動産取引を中心に民法の財産法領域における重要論点あるいは重要な裁判例を検討する。それとは別に、民法総則で学んだ分野につき課題問題を課し、各人のメモ作成、グループでの討議・発表を併用する。 |
学修目標 | 不動産取引の実態にも眼を向けつつ、関連する民法の諸条文の意味や解釈論を学ぶ。民法解釈に必要な知識・理解を確認し、論理的な思考力、分析力、表現力を高める。 |
授業計画 | 以下の2通りのやりかたを併用する。 (1)不動産取引の中で現われるさまざまな紛争における民法の解釈を判例を中心に確認・検討する。借地借家の一部を含む。 (2)課題問題についてのグループでの検討、発表、質疑応答を行なう。 前者については、実際の取引に利用される契約書ひな型などを点検して、民法のルールが実際どのように機能しているのか(あるいは機能していないのか)を探る作業を始め、いわゆる宅建業者の役割やあり方にも眼を向けてみる。後者については、事前にあるいは当日示される設問—民法総論中のテーマを中心とする—について、各人のメモ、数人のグループで解答案を作成し、発表して質疑応答を行なう。 1.ガイダンス 2.不動産取引の実際と不動産業者の役割 3.〜6.不動産売買契約書の意味と個別条項の検討 (1)不動産売買契約書は誰が用意するのか、条項は誰が考え、作成するのか。 (2)契約条項の内容的検討、民法規定との異同等—所有権の移転時期、手付解除等。 7.〜9.課題問題の検討 10.〜12.不動産取引と手付 13.〜15.課題問題の検討 16.〜18.不動産取引と登記 19.〜20.課題問題の検討 21.〜23.不動産取引と担保責任 24.〜26.借地・借家 27.〜28.課題問題の検討 |
評価方法 | 授業中の取組みにおける態度、レポート、小テストなどを総合評価。 |
テキスト | |
その他 |