81274 外書講読B(英語)2
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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佐藤 勤 |
他の科目との関連 | 会社法Bを履修していることが望ましい。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | アメリカにおける企業買収防衛策 |
授業概要 | 取引所などで公開されている株式会社における企業組織再編の問題を、「法と経済学」の立場から分析した文献を読みます。授業では、「CHAPTER 7. Target Defenses Against Hostile Takeover Bids(第7章 企業買収防衛策)」を読むことを予定している。 企業が事業の拡大や弱点の補強する際、「企業買収」は時間と費用の節約のできる方法の1つであるといわれている。このようなことから、企業を取り巻く環境の変化が急激である今日において、「企業買収」は企業戦略の重要な柱となっている。 しかしながら、企業には、株主、債権者、労働者その他の多くの関係者が係わっており、「企業買収」が行われるときには、それらの利害関係者間の利害の調整を行う必要があり、また企業が効率よくかつ安定的に資金を調達できる「市場」を発展・維持していくためにも、「企業買収」についてなんらかの規制が必要になる。 今年度は、春学期と秋学期において、それぞれの学期において「企業買収」の1つの手段である「公開買付け」に関する規制と、それに対抗する手段である「買収防衛策」に関する規制に関するアメリカの文献を読み、企業買収に関連する法令を考える。 |
学修目標 | アメリカの買収防衛策の概要を理解すること、およびアメリカの会社法の基本的な文献を読むことができることを目標とする。 |
授業計画 | 以下の予定で進行する。授業は、逐語訳をしながら行う。 なお、テキストで書かれた内容の背景等の理解のため、アメリカの証券規制についての講義を交えながら行う。 1.〜3.7.1 A. Shark Repellents 4.〜6.7.1 B. Poison Pills 7.〜9.7.1 C. Dual Class Stock 10.〜12.7.1 D. Other Defenses 13.〜14.7.2 A. The Propriety of Target Board Resistance to Unsolicited |
評価方法 | 出席および授業の予習を50%、内容に関する授業時の発言を30%、レポートを20%として、評価する。 |
テキスト | 教材は配布する。 Stephen M. Bainbridge, Mergers and Acquisitions (Foundation Press, 2003)、を読む。 英和辞典は、各自が持参すること。 |
その他 | 本授業は、春学期で行った授業と同じテキストを使用した「アメリカにおける公開買付け規制」に続く内容を行う。 なお、授業の最初に「公開買付け規制」に関する講義を行う。春学期に「公開買付け規制」を受講していない学生の受講も歓迎する。 |