81402 アドバンスト演習
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選 |
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通年 |
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4 |
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3・4 |
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副田 隆重 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 民法の重要論点の研究 |
授業概要 | 民法の分野のうち二年生までに履修の機会があった総則、物権、契約、不法行為および家族法の領域における重要論点あるいは重要裁判例を検討する。それとは別に、課題問題による各人のメモ作成、グループでの討議・発表を併用する。 |
学修目標 | 民法の基本的なしくみを理解し、基本的な事項や裁判例についての知識・理解を確認し、論理的な思考力、分析力、表現力を高める。 |
授業計画 | 以下の二つを基本として、適宜のインターバルで併用する。(1)民法の分野における個別論点の検討、(2)課題問題についてのグループでの検討。(1)は、財産法および家族法におけるテーマや重要判例に関して、判例・学説の状況を踏まえて解釈論を学習する。(2)は、事前または当日示される設問に関し、数人のグループで解答案を作成、発表し質疑応答を行なう。 とりあげる個別の論点、裁判例等の詳細は開講時に示すが、最近の最高裁判決を中心に、以下のテーマを含む。 ・抵当権に基づく妨害排除請求(最判平成17年3月10日民集59-2-356) ・消費者契約法関連−学納金返還請求の最高裁平成18年11月27日判決 ・特定継続的役務提供契約の中途解約と精算金条項−最判平成19年4月3日民集61-3-967 ・内縁配偶者と過失相殺−最判平成19年4月24日判時1970-54 ・代理懐胎における母子関係−最判平成19年3月23日民集61-2-619 授業進行の予定 1. ガイダンス、課題に対する担当者の決定等 2.〜5.総則・物権法上の論点 6.〜8.課題問題の検討 9.〜13.契約法上の論点 14.〜16.課題問題 17.〜20.不法行為法上の論点 21.〜23.課題問題 24.〜26.家族法上の論点 27.〜28.課題問題 |
評価方法 | 授業中の取組みにおける態度、レポート、小テストなどを総合評価。 |
テキスト | |
その他 |