南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
上口 裕
他の科目との関連 刑事訴訟法を履修していること
他学科履修 不可
副題 刑事訴訟法の諸問題
授業概要 刑事訴訟法に関連する諸問題を参加者の報告を中心に学びます。
各回のテーマは参加者の関心・希望によって若干変更される場合があります。
学修目標 1.刑事訴訟法の基本的な事項を理解している。
2.応用問題が一定程度解くことができる。
3.現実の起きている刑事訴訟法関係の問題について、一定の意見を考えることができる。
授業計画 1 オリエンテーション1
2 裁判員裁判─陪審員裁判・参審員裁判との違い
3 犯罪被害者─被害者保護
4 犯罪被害者─被害者参加
5 被疑者取調べ─取調受忍義務
6 被疑者取調べ─代用刑事施設との関係
7 おとり捜査─その適否
8 通信傍受─通信傍受法の内容
9 写真撮影─捜査における写真撮影の利用
10 強制採尿─捜査活動の限界
11 電磁的記録の差押え─インターネット犯罪の捜査
12 報道の自由─自由な情報流通と犯罪捜査
13 捜査弁護─被疑者国選弁護
14 捜査弁護─接見交通
15 検察審査会─刑事手続と市民参加
16 公訴権濫用─公訴提起の公正さ
17 証拠開示─最高裁判例による基準
18 証拠開示─公判前整理手続における開示
19 無罪推定の原則─意義と効力
20 違法収集証拠排除法則─証拠収集手続の適正
21 自白法則─不任意自白の排除
22 補強法則─共犯者の自白
23 伝聞法則─反対尋問権の保障
24 伝聞法則─例外
25 一事不再理の原則─二重の危険
26 再審─誤判救済制度
27 再審─その手続
28 まとめ─刑事手続の基本原理
評価方法 平常点が50%、レポートが50%
テキスト テキストは講義時に配布します。
その他