92004 人間関係論
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選 |
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春期隔週 |
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2 |
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1・2 |
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グラバア 俊子 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 教育者や地域指導者、ヒューマン・サービス業に携わる人々、ヒューマン・ネットワークを創り出そうとする人々などにとって、他者との関わりの中で生じている人間関係的なプロセスに気づくこと、そして自分自身の人間関係の特徴や他者に与えている影響に気づくことが非常に重要である。本科目では、人間関係に関するラボラトリーメソッドによる体験学習を実施し、体験的に人間関係について、そして人間関係を創り出す主体としての自己について洞察を深めることを目的とする。 |
学修目標 | 1.人間関係の中での自分自身のあり方や特徴に気づき、自らのコミュニケーション能力を高めることに取り組む。 2.授業での体験を通して、体験学習の方法とその根底にある人間関係の捉え方について体験的に理解し、 「体験から学ぶ」という学び方を身につける。 |
授業計画 | 上記の内容をインター・パーソナル(対人)・アプローチとソマティック(身体的)・アプローチにより、体験的に学ぶ。 また、授業を学習共同体形成のラボラトリーと位置付け、そこで起こる人間関係を学習の素材とする。学習者ひとり一人の、人間関係を形成する力のエンパワーメントもねらいの一つとする。可能な範囲で、人間関係のラボラトリーメソッドによる、体験学習の基本構造も学びたい。 1〜2.人間関係の領域:5つのライフスキル 3〜4.人間関係の発見:個の登場 5〜6.傾聴の力:体験学習を学ぶ 7〜8.人間関係の力:人間関係における言葉 9〜10.人間関係をとりまく環境 11〜12.非言語コミュニケーション:ふれあう・関わりを楽しむ 13〜14.人間関係における成長:まとめ 15. レポート作成 |
評価方法 | 授業ジャーナル(60%)、レポート(40%)による総合評価 |
テキスト | 『人間関係トレーニング』ナカニシヤ出版 【その他】 この授業は隔週土曜日1・2限の2コマ続きで実施される。2009年度の授業日は、4月11日、25日、5月16日、30日、6月13日、27日、7月11日、25日(ピア・ラーニングのための補講)を予定している。 参考文献 岡田尊司「脳内汚染からの脱出」文春新書 |
その他 |