南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
坂下 浩司
講義題目 アリストテレスの神学
──『形而上学』Λ(ラムダ)巻を読む──
開講キャンパス
授業概要 プラトン、アリストテレスをはじめとする古代ギリシアの哲学について、神の概念、存在論、認識論、行為論、倫理学など、幅広い領域にわたる問題群を射程に収め、代表的な議論を取り上げ、詳細な分析を加える。また、必要に応じ、中世哲学との関連、ストア哲学、新プラトン主義との関わりにも触れ、古代から中世に至る哲学思想の変遷とその理論的必然性についても、あわせて考察する。
学修目標 テクストの厳密な読み方を身につけ、同時に、各種注解(とりわけトマス・アクイナスのアリストテレス注解)の使い方をおぼえる。
授業計画 トマス・アクイナスの『アリストテレス「形而上学」注解』(邦訳あり)を使って、アリストテレスの『形而上学』Λ(ラムダ)巻を読みます。本年は第(10)章からです。早く読み終えた場合は、アリストテレス『デ・アニマ(魂について)』第3巻第3章以下へ入ります。
第1回、ガイダンス
第2回〜第5回、第(10)章の読解
第6回〜第10回、『デ・アニマ』III・3
第11回〜最終回、『デ・アニマ』III・4
評価方法 毎回の出席(30%)と期末レポート(70%)。
テキスト 講義の最初に指示します。
その他