92302 教育ファシリテーション評価研究
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必 |
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春期隔週 |
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2 |
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1・2 |
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中村 和彦 浦上 昌則 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 教育的・援助的介入を計画・実践する場合、その効果を評価することは、教育内容や教育方法の修正にとって不可欠である。そのためには、教育的・援助的介入に関わる調査方法や分析・評価手法について会得することが望まれる。 本科目では、ラボラトリー方式の体験学習や協同学習を中心とした教育実践の効果を評価する考え方やスキルを修得することを目標にしている。学習者や学級の現状を把握し、授業や学級活動などの教育実践の効果を把握するための、質的データを用いた教育評価と、量的データを用いた教育評価について取り扱っていく。まず、教育評価とは何かを概説する。次に、教育実践の効果を評価するためのインタビュー法と質的データの分析方法を学ぶ。さらに、質問紙法による教育実践の評価方法とデータ処理法について学ぶ。 |
学修目標 | 本科目では、質的データまたは量的データによって、教育実践の効果を評価する考え方やスキルを養うことを目標にしている。 |
授業計画 | 1. 教育評価とは? 2. 教育的・援助的介入の効果と教育評価 3. 学力テストと教育評価 4. 観察法の特徴と実際 5. インタビュー法の特徴と実際 6. 質的データの分析方法 7. 心理テストの特徴と実際 8. 教育評価とアクションリサーチ 9. 質問紙調査法の特徴と実際 10〜12.量的データの分析方法−その考え方と実際− 13〜14.効果測定のためのテストを作る−質問紙項目の作成方法− 15. レポート作成 |
評価方法 | 授業への出席(30%)、討論への参加(20%)、レポート(50%)によって評価をおこなう。 |
テキスト | 浦上昌則・脇田貴文「心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方」東京図書 その他、授業時に参考資料や研究論文を配布する。 |
その他 | 本科目は金曜日6・7限の2コマ連続、隔週で実施する。2009年度の授業日程は、教務課Webページの隔週講義科目一覧および教育ファシリテーション専攻Webにて確認すること。 |