92314 教育計画研究
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選 |
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秋期隔週 |
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2 |
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1・2 |
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田子 健 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 政府の教育政策の基礎となる教育計画は、従来の学校教育計画から生涯学習計画へと大きな転換をし、生涯学習計画のなかでの学校教育の位置が問われ、高等教育改革にまで及んでいる。また地方分権改革のなかで、教育の中央・地方間関係の再構成が求められ、都道府県教育(振興)計画、市町村教育(振興)計画の重要性が指摘されている。さらに、私立学校セクターの教育政策での新たな位置づけについても関心事となる。現代社会にみる教育の具体例を交えて講義を進めることとする。今後の教育がどうあれば社会や個人の期待に応えるのか、議論したい。同時に、広く教育の基本を講義し、本専攻の多様な関心に応えたい。 |
学修目標 | 広く基礎的な研究関心に応えるとともに、自治体等のプランナー・教員などの実務能力の向上に資することも目指す。 |
授業計画 | 1.教育の現在−2009年の日本と世界− 2.1990年代の教育改革−規制改革と地方分権改革のもたらしたもの− 3.教育法制と教育行政(1)−新しい教育基本法と教育委員会制度の将来像− 4.教育法制と教育行政(2)−教育法制の新しい動向− 5.学校教育計画−「ゆとり」後教育の課題− 6.生涯学習計画−フリースクール、職業能力の開発、市民の教養形成− 7.高等教育計画−全入期の大学、地域社会と大学、不況と進学率の停滞− 8.教育の中央・地方間関係−文部科学省・地方教育行政と総務省・知事部局− 9.都道府県教育計画−戦後教育計画史− 10.市町村教育計画−いくつかの事例を中心に− 11.教育計画の策定と評価−国・地域レベルの問題− 12.教育計画の国際比較−OECD、ユネスコ、アジア・アフリカ− 13.民間教育産業と公教育 14.今後の教育・教育行政・教育政策−より望ましい教育の実現のために− 15.定期試験 |
評価方法 | 発表(40%)ならびにレポート・試験(60%)の成績を総合して評価する。 |
テキスト | 必要に応じて紹介する。 【その他】週末に集中形式で実施される。2009年度の日程は、教務課Webページの隔週講義科目一覧または教育ファシリテーション専攻のWebにて確認すること。 |
その他 |