92431 研究指導I
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必 |
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春学期 |
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2 |
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斎藤 衛 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 基本的な論文を教材として用い、議論と論点を整理しながら、統語論の研究方法について理解を深める。適宜、論文の背景に関する講義も交え、具体的な研究課題の選択方法や研究の進め方についても学ぶ。教材は受講者の興味に合わせて選択するが、句構造、文法格、束縛などの主要現象を扱い、統語論の発展に寄与したものを取り上げる。授業では、1970年代から現在に至る統語論の発展も概観し、どのような研究が理論発展の契機となりうるのかを考える。 |
学修目標 | 研究論文を読む際に、提示されている分析を機械的に理解するだけではなく、統語理論の課題との関係においてその意義を評価する力を養う。また、堅実な実証研究を遂行するための訓練も行う。 |
授業計画 | 1〜2 統語論の目的 3〜5 原理とパラメターの体系としてのLGB理論 6〜8 極小主義への転回(格理論と束縛理論をめぐって) 9〜11 X’ 理論、統率理論再考 12〜14 極小主義理論の整備(一致と牽引) |
評価方法 | 授業への貢献20%、レポート80% |
テキスト | (参考文献) Chomsky, Noam. (1986) Knowledge of Language. Praeger, New York Chomsky, Noam. (1995) The Minimalist Program. MIT Press, Cambridge, Mass. |
その他 |