南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
青柳 宏
講義題目
開講キャンパス
授業概要 研究指導Iにおいて洗練された問題意識と、研究に関する基礎知識を基盤としながら、現実的な研究計画を立案できることを目標とする。そのためには、研究計画を発表し、それについてのディスカッションを行い、その結果を基に計画を再検討するというサイクルを繰り返すことが適している。さらに、このプロセスの中に実践的な研究方法を教授する機会を組み入れ、現実的で具体的な研究計画が立案、遂行できるようにする。
学修目標 特に日本語とあらゆる点で類似している韓国語を比較することによって、形態論、統語論とそのインターフェースにまつわる興味深い言語現象を発掘して分析し、その理論的意義を明確に捉える力を養う。
授業計画 1.イントロダクション
2.分散形態論〜その1
3.分散形態論〜その2
4.モジュラー形態論〜その1
5.モジュラー形態論〜その2
6.日本語動詞の活用
7.韓国語動詞の活用
8.日韓語の使役文〜その1
9.日韓語の使役文〜その2
10.日韓語の受動文〜その1
11.日韓語の受動文〜その2
12.日韓語の軽動詞構文〜その1
13.日韓語の軽動詞構文〜その2
14.まとめ
 ただし、受講生の関心に応じて、一部内容の変更もありうる。
評価方法 クラスディスカッション、プレゼンテーションが20%、タームペーパーが80%
テキスト (参考文献)
Halle Morris and Alec Marantz (1993)“Distributed morphology and the pieces of inflection,” In The View from Building 20, ed. by K. Hale and S.J. Keyser, MIT Press.
影山太郎(1996)『動詞意味論』くろしお出版。
鷲尾龍一・他(編)『事象と言語形式』三修社。
その他