南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
松永  隆
講義題目 第2言語習得と英語教育
開講キャンパス
授業概要  これまでの研究指導科目において、学習スタイル、学習ストラテジー、コミュニケーション・ストラテジーが習得にどのような関わりを持つのか、よりよい教育環境構築のためには何が必要なのか、授業改善を目指すための英語教育研究法を学んできた。クラスルームにおけるアクションリサーチの進め方、データ収集と分析方法など、すべてのことを受講者の研究へ応用し、最終的に研究論文として仕上げていく。また、研究者としての英語教員として自立でき、実際に教育改善が行なえるような人材育成を目指したい。
学修目標  一連の研究指導科目を通して養われた、第2言語習得理論に関する知識、英語教育実践と研究方法についての知識・スキル、学術論文作成法のすべてを活用して、最終的な修士論文へと仕上げることを目標とする。
授業計画 1−4.受講者各自が選択した研究分野について、先行研究の流れと研究課題のプレゼンテーション
5−8.研究の方法論と分析方法に関するプレゼンテーション
9−12.分析結果と先行研究との比較検討
13−14.英語教育への提案と今後の研究課題
15.定期試験(レポート)
評価方法 クラスでのディスカッション、研究課題のプレゼンテーション、研究論文を中心に総合的に評価する。
テキスト Cohen, A. D., & Macaro, E. (Eds.). (2007). Language learner strategies.
  Oxford: Oxford University Press.
Griffiths, C. (Ed.). (2008). Lessons from good language learners.
  Cambridge: Cambridge University Press.
Benson, P. (2001). Teaching and researching autonomy in language learning.
  Harlow: Longman.
Gardner, D., & Miller, L. (1999). Establishing self-access: From theory to practice.
  Cambridge: Cambridge University Press.
その他 上記以外にハンドアウトも利用する。なお、参考文献は次のURLで提示する:
http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~matunaga/nuts/archives/archive.html