92511 宗教思想特殊研究(哲学)A
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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大森 正樹 |
講義題目 | 後期ビザンティンの哲学と神学 |
開講キャンパス | |
授業概要 | ヘシカズム論争を主軸とする後期ビザンティンの思想状況を哲学史的に解明する。そのためヘシカズム論争以前の哲学と神学の状況を概観し、ヘシカズム論争とは何であったかを考察する。そしてその後ヘシカズム論争あるいはパラマス主義はどのような展開をしたのかを探っていく。 |
学修目標 | 講義を通じてビザンティン思想に関する基本的知識とより広い視野をうることが目標である。 |
授業計画 | A.ビザンティンとは何か——ビザンティン思想の意味するもの・特色 B.ヘシカズム論争以前 1.ネストリオス(4−5世紀) 2.ビザンティンのレオンティオス(5−6世紀) 3.ディオニュシオス文書(6世紀) 4.証聖者マクシモス(6−7世紀) 5.ダマスコスのヨアンネス(7−8世紀) 6.プロセス(11世紀) 7.パキュメレス(13−14世紀) C.ヘシカズム論争 1.パラマス(13−14世紀) 2.バルラアム(13−14世紀) 3.アキンデュノス(14世紀) D.ヘシカズム論争以後 1.グレゴラス(13−14世紀) 2.キュドネス(14世紀) 3.プレトーン(14世紀) 4.スコラリオス(15世紀) 5.ベッサリオン(15世紀) E.まとめ ヘシカズム論争とは何であったか——ビザンティン以降の考察にむけて |
評価方法 | 授業での質疑、受講姿勢、出席等20%、期末レポート80% |
テキスト | 必要なものはプリントして渡す |
その他 |