南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
渡邉 学
講義題目 宗教学
開講キャンパス
授業概要  博士論文が、それぞれが独立した論文としても発表しうる複数の章から構成されることを想定して、複数の関連する研究プロジェクトの成果を統合し、さらに大きな結論を導く訓練を行なう。受講者は、学会発表、国内外の専門誌への投稿を継続して行ない、また、博士論文の計画について考える。
 宗教学領域における研究指導を行なう。宗教学のさまざまな理論を概観した上で、具体的な研究課題に対応するため、どのような理論的な枠組みと研究方法が妥当性をもっているかについて具体的に検討する。また、宗教学の分野の発展に寄与しうる研究者の育成を目的として研究史の検討と関連領域との相互連関について研究を遂行する。
学修目標  受講生は、学期の早い段階で投稿や発表のための論文のドラフトを完成することが期待され、それをゼミで精査して、学会発表や投稿にいたることが期待されている。
授業計画  受講生の関心に合わせて論文指導を行う。テーマの選定、資料の収集、問題提起の仕方、結論に至る論理的な展開、注の付け方、などを受講生の論文執筆のすすみ具合に応じて指導していく。
評価方法 講義への積極的参加(10%)、個人研究の発表(20%)とレポートの提出(70%)によって評価を行う。
テキスト 沢田昭夫『論文の書き方』(講談社学術文庫)
その他、適宜配布する。
その他 実際に学会に参加して口頭発表の実際を学び、自分でも発表を行うこと、また、学術誌の論文を読んで学ぶとともに学術論文を書いて投稿することが期待される。