南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3
担当者
渡邉 学
講義題目 宗教学
開講キャンパス
授業概要  研究指導V終了時から執筆を開始する博士論文を完成させる。章毎に、授業のみならず学会等においても発表し、指導教員を含む研究者からのコメントに基づいて、論文を修正していく。論文提出後は、口頭試問の準備をし、また、論文の公刊の準備も行なう。
 宗教学領域における研究指導を行なう。宗教学のさまざまな理論を概観した上で、具体的な研究課題に対応するため、どのような理論的な枠組みと研究方法が妥当性をもっているかについて具体的に検討する。また、宗教学の分野の発展に寄与しうる研究者の育成を目的として研究史の検討と関連領域との相互連関について研究を遂行する。
学修目標  受講生は、博士論文の構成や目次について試案を提示して、指導教員との間でその妥当性や可能性について話し合い、必要な文献の収集や調査を行い、なるべく早い段階で学位論文の執筆に取りかかる。
授業計画  受講生の関心に合わせて論文指導を行う。テーマの選定、資料の収集、問題提起の仕方、結論に至る論理的な展開、注の付け方、などを受講生の論文執筆のすすみ具合に応じて指導していく。
評価方法  ゼミへの積極的参加(10%)、個人研究の発表(20%)とレポートの提出(70%)によって評価を行う。
テキスト 沢田昭夫『論文の書き方』(講談社学術文庫)その他、適宜配布する。
その他  実際に学会に参加して口頭発表の実際を学び、自分でも発表を行うこと、また、学術誌の論文を読んで学ぶとともに学術論文を書いて投稿することが期待される。